ごあいさつ・企業理念(企業使命)

集合写真

沖縄ガスは総合エネルギー企業として歩み続けます

   当社は、1958年7月22日、「県民生活の向上と地域社会の発展に貢献する」ことを目的に設立されました。以来、「誠実」「協調」「奉仕」の心で「地域社会の皆さまに愛される企業」を目指し、「良質のガス」を「安心・安全」に「安定」してお届けするため、ひたむきに歩んで参りました。

 39世帯(那覇市の一部地域)でスタートした「都市ガス事業」は、年々成長を遂げ2022年3月末現在で70,379世帯(那覇市、浦添市、豊見城市、西原町、中城村、南風原町)にガスをお届けするまでになりました。
 また、1970年にスタートした「LPガス事業」も、2022年3月末現在で32,523世帯に達しております。
 これもひとえに、当社をご愛顧いただいているお客さまをはじめ、地域社会の皆さま、お取引先の皆さま、監督官庁の皆さま等、多くの方々のおかげと、心より感謝申し上げます。

 当社は「天然ガス」「LPガス」「バイオガス」「水溶性天然ガス」の4種のガスを取り扱っている県内唯一のエネルギー会社です。また、2016年4月には「沖縄ガスニューパワー(OGNP)」を新電力大手のイーレックスさまと合弁で設立し、電力事業をスタートさせました。そして2021年7月には、イーレックスさまや県内外の複数の企業と合弁で設立した「沖縄うるまニューエナジー株式会社」が、うるま市州崎の工業団地内に建設を進めていた出力4万9000kWの「中城バイオマス発電所」の商用運転を開始しました。「中城バイオマス発電所」は、パームヤシ殻や木質チップを燃料とした再生可能エネルギー由来の電気を発電しており、そこで発電された環境にやさしい電気を沖縄ガスニューパワーを通じて県民の皆さまにお届けしております。加えて2022年2月より太陽光発電事業を開始。年間発電量は約31万kWで一般家庭の約100世帯が一年間で使う量に相当します。

 また、2019年8月より「糸満市浄化センターから発生するメタンガスを燃料にしたバイオマス発電事業」にも参画しております。発電した電気を、沖縄ガスニューパワーを通じて販売するとともに、発電の際に発生する熱を近くの工場で利用して頂くことにより、エネルギーを無駄なく活用しております(コージェネレーション)。今後も、脱炭素社会に向けた再生可能エネルギーの利活用を推進して参ります。

 一方、県内の複数の商業施設におきまして、エネルギーサービス事業を行っているほか、工場やホテルなどのボイラーの燃料を重油から天然ガスへ転換する取り組みも積極的に推進しております。家庭用におきましては、発電がご家庭でできるという「先進性」と、使うだけでCO₂削減ができるという「環境性」の二つの価値を備えた「家庭用燃料電池エネファーム」の普及拡大に取り組んでおります。

 当社はこれからも「お客さまが期待するエネルギーとサービスを提供し続ける」という使命のもと、「ガス」+「電気」+「熱」+「エネルギーマネージメント」を組み合わせたエネルギーサービスを積極的に展開し、地域の発展と県民生活の向上に貢献して参ります。
 引き続き地域社会の皆さまのご理解とご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

 

 

2023年4月1日  

                                                                
 
  






(※1)コージェネレーションシステムとは
   天然ガスを燃料として発電し、その際に生じる排熱を回収して給湯・空調などに利用する熱電併給システム。




企業理念(企業使命)

このページのTOPへ